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〒064-0805 札幌市中央区南5条西4丁目7-6 菊良ビル5F
札幌、すすきので大人のオーセンティックバーをお探しの方。
すすきののバー選びで失敗したくない人は、必見です。
カクテルなんてどんなバーや居酒屋で飲んでも一緒だとお考えではありませんか?
酔えば、何を飲んでも一緒だとおっしゃる方もいるかもしれません…
しかし、現在、札幌のすすきのにある飲食店は約4,500軒あるといわれています。おなじ名前の『カクテル』でも価格の差は2・3倍もちがう物があったり、味覚も全く違ったりするのです。
もし、あなたが今、行きつけのすすきののバーがあるとしたならば、そのバーで飲むカクテルは
本物の味覚なのでしょうか・・・
また、すすきのの有名なバーならば良質で、安いバーは粗悪品かといえばそうばかりとも言えま
せん。 それに、カクテルの事なんて普段から話題にものぼらないし、何が美味しい味覚なのか
あまり考えもしないものです。
ですから、すすきののバーにこのような不安をお持ちの方も多いと思います。
例えば
カクテルバーって、敷居が高そうで不安
カクテルの名前がわからないので、注文のときに不安
アルコール度数が、どのくらいあるのか不安
いろいろな希望を注文すると値段が高くなりそうで不安
オーセンティックバーでのマナーが不安
札幌 すすきののバーが怖くて不安
このような不安をお持ちの方こそ当店に来店して頂きたいのです。
申し遅れました。私、札幌 すすきのでオーセンティックバー Bar STARS 2003を営んでいる
野呂 龍路 と申します。
正直いってあまり人には話したくないことですが…
あなたと信頼関係を築きたいので全てをお話します。
① 未熟だった青年期
私は、トラックの運転手をしていた頑固一徹の父と、内職の洋裁で家計を助けていた母との間に次男として生れました。決して裕福な家庭ではなく、ひた向きに一生懸命に働く両親の後姿を見て育ちました。私は母親の寝ている姿を見たことがありません。なぜなら、それは夜遅くまで洋裁の仕事をしていたからです。私は、子供なりに、自分の家が貧乏であることを理解していたので、親を困らせるようなわがままを言わない子供でした。父親は、よく私に、「お前が大人になったらネクタイを締めて会社に行く仕事につきなさい」と言っていました。子供には自分と同じ苦労はさせたくないという思いからだったのでしょう。
高校を卒業後、私は東証二部上場企業に就職しました。親の希望言っていた通りの事務系の仕事についたのですが、上司から自分の人生にレールを敷かれてしまったことに反発し、未熟さゆえにわずか2年足らずで退職してしまうのです…。
② 転職がきっかけで…
生まれ故郷である滝川に戻り仕事を探している時、アルバイトをしてみないかとの友人の誘いで、バーで仕事をするようになったのです。当時の私は、接客という仕事は全くの未経験で、お客さんの前では緊張して何も話すことができませんでした。お酒の知識といえば、ウイスキーやビール・焼酎・日本酒などは知っていましたが、カクテルというものを飲んだことすらありません…洗いものぐらいしかできない私に、支配人やお客さんから「この仕事むいてないんじゃないの?」と言われる始末。また、この仕事では、お客さんより背が高いのはダメだ!お客さんを上から見下ろすことになる、と言われたこともありました。(ちなみに私の身長は191㎝あります。)やはり、向いていないのかな…違う仕事を探したほうがいいのかな、と考えるようになっていました。
今から思うと、どうせアルバイトだからという曖昧な気持ちで仕事をしていたのだと思います。
すっかり自信をなくしてしまった私は、自暴自棄になっていました。
そんな時、何気に入った一軒のオーセンティックバーで「マルガリータ」というカクテルを生まれて初めて口にしました。そのあまりの美味しさにとても感動したのを今でも覚えています。自分もこんな美味しいカクテルを作ってお客さんに喜んでいただけたなら、自分自身を認めてもらえるかもしれないと思い、一心不乱でカクテルについて独学で勉強をしたのです。今までの漠然と仕事をしていた生活から一変し、今度は自分が美味しいカクテルを創り、お客さんに感動を与えたいと思うようになったのです。
しかし、興味があるからといってすぐに美味しいカクテルが創れるはずもありません。不器用な私は、カクテル作りの基本を習得するまでに2年もかかってしまいました。性格上、のめりこむタイプの私は、自分のやりたい事を実現するには、人に使われているのではなく自分の店を持ちたい!と思い描くようになったのです。しかし、当然ながら開業資金がありません。私は、アルバイトを辞め、職業安定所を通じて季節労働者として関東に出稼ぎに行き、寝る間も惜しんで働き、開業資金を貯めました。肉体労働が主でしたので、労働時間が連続36時間という過酷な労働もありました。(今の時代だと、問題になりますよね)
※生まれて初めて飲んだ一杯のカクテルで、私の人生がこんなに大きく変わるなんて…。
もしあの時、「あの一杯」に出逢わなかったら私は、今こうしてすすきののオーナーバーテンダーとしてあなたと出会っていなかったことでしょう。
それ程までに私の人生を変えた「カクテル」という飲み物の魅力に翻弄されていく話を、もう少し詳しくお話ししたいと思います。
③ 衝撃的な出会い
1987年、滝川市にBAR SEPIAをオープン。8坪の小さなお店ですが、私にとっては大きな夢への第一歩でした。そして、もっと本格的にカクテル作りの勉強ができないかと、同年12月、NBA(一社)日本バーテンダー協会旭川支部に入会しました。この組織の中で、いろんな先輩と出会うことになるのです。
私はこの頃、すごい師匠から綿々と続く技術を継承するという図に憧れをもっていました。
でも、ないものねだりをしても仕方ない。私は私のやり方で進むしかなかったのです。札幌、すすきの・旭川はもとより関東に自ら出向き有名なバーテンダーに教えを被りました。そんな私に衝撃的な出会いがありました。
それは、初めて宇都宮に行った時のことです。地元の友人に紹介してもらったバーの扉を開けるとそこには、日本一のバーテンダーが4名もいる全国的に有名なバー「パイプのけむり」でした。中でも保志さん(後に、世界大会優勝者)は、閉店後の店内で行う技術研究会に私を呼んでくださり、目の前で鮮やかなフルーツカッティングの技術を披露してくれました。それだけではありません、保志さんの作るカクテルは私の作るカクテルより数段上をいく美味しさでした。物腰の柔らかい接客といいまさに理想とするバーテンダーだったのです。保志さんは、カクテル作りの基本から私に教えてくれました。今まで、中途半端に取り組んでいた自分が恥ずかしくてたまらず、全国レベルの技術というものを思い知らされたのです。
④ 九死に一生を得て、40歳にして掴んだ栄冠
それからの私は、バーテンダーの仕事に腹を据えて取り組みました。まず自分の中で一番変わったのが、バーテンダー技能競技大会やカクテルコンペなど積極的に参加するようになりました。決して自信があってのことではありません。ただ、競技大会出場は自分の技術を磨くのに役立つし、自分の立ち位置が把握できるから。もし、いい成績が残せれば、お客さまに技術をアピールできるとシンプルに考えた結果なのです。日々の仕事をこなしながら、カクテル研究に勤しみはじめた私は、夢中でカクテルを作り続けました。何事も頑張ればなんとかなる、と自分自身に言い聞かせ、来る日も来る日も練習に明け暮れました。
その後、事業も順調に拡大し市内にて、Cocktail & Dreamなどバー・飲食店など3店舗を経営するほどになっていました。順風満帆と思っていたある日、一店舗を任せていた店長が突然、病で倒れてしまったのです。その代わりに私が仕込から、その店舗に行かなくてはならず、1日3時間の睡眠時間と疲労も重なり炭火による一酸化炭素中毒で倒れてしまいました。気がつくと酸素マスクをつけられ、激しい頭痛で病院のベッドの上にいました。あと少し発見が遅れていたらと思うとぞっとします。なんとか一命を取り留め、九死に一生を得たのでありました。私は、その後遺症で約1年間仕事を休むこととなり、他の店舗はすべて閉め、バー1店だけ続けることとしたのです。
それから、さらに追い打ちをかけるあの信じられない事件が起きるのです…。
店舗裏手から出た火災のもらい火で店が全焼。すべてを失ってしまったのです。その時、今の自分には何が残っているのだろう…、店という目に見えるものは確かに失ったが、私には九死に一生で救われた命がある生まれ変わった気持ちでもう一度頑張ろう。そう思い起こした私は、生まれ故郷を離れ何のコネも人脈もない札幌、すすきのに単身乗り込み、2003年4月札幌
すすきの オーセンティックバー Bar STARS 2003をオープンさせたのです。マイナスからのスタートでした。知り合いのいない札幌すすきのの街で、お客さんが来てくれるという保障も何もありません。しかし、ひとりでも多くの方に私のカクテルを飲んでいただきたい、そして21坪の店内をいつかお客様の笑顔でいっぱいにするんだと、自分に誓ったのです。
そして2005年、第32回NBA(一社)日本バーテンダー協会技能競技北海道大会にて総合優勝に輝くという快挙を成し遂げ、競技会選手8年目にして、ようやく北海道№1の栄誉を手に入れました。表彰状やトロフィーを店に飾るようになった途端、カクテルのオーダーが多くなり、優勝するバーテンダーのカクテルって、どんなものだろうとお客さんが興味をもってくださり、すすきののカクテルファンが増えていきました。
私の夢は、29年前と何ら変わっておりません。この培ったカクテル技術をもとに、お客さま、お一人お一人のテイストにあったカクテルをお創りし、カクテルの美味しさで「感動」をお伝えしたいということを肝に銘じて仕事をしてきました。今では、「カクテルを飲むならこのバーが一番おいしいよ」とお客さまから多くのご紹介をいただき、創業以来29年、星の数ほどのカクテルを創る仕事をさせていただけるようになりました。
また、仕事以外でもNBA(一社)日本バーテンダー協会札幌支部の副支部長を歴任し、お店・組織メンバーにとらわれず、広く札幌すすきのの若手バーテンダーの指導・育成もさせていただいております。
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